2021/03/08解決事例
遺留分侵害および使途不明金が存在することが判明した事案
・掲載している解決事例は、いずれも当法律事務所で扱い、かつ、掲載についてご依頼者様のご了解を得たものです。
・【事案の概要】等につきましても、ご依頼者様にご了解いただいた範囲で記載しておりますので、同種の事案であっても記載事項が異なる場合がありますことをご了承ください。
【事案の概要】
相続人であるご依頼者様(2名様)の遺留分を侵害する内容の公正証書遺言が作成されていたほか、被相続人名義の預貯金の多額の払戻し等の使途不明金が存在することが判明した事案。
【処理の内容】
他の相続人及び受遺者に対し遺留分減殺請求をしましたが、任意の交渉では解決せず、訴訟を提起した結果、当方が主張していた被相続人から相手方への多額の生前贈与が全面的に認められ、当該贈与を踏まえて算定された遺留分相当額の金銭の支払を受ける内容の和解が成立しました。
【弁護士からのコメント】
生前贈与に関して相手方からの反論もありましたが、裁判所において当方の主張が全面的に認められ、ご依頼者様にとって非常に良い解決を図ることができたと思います。